基本動詞第16弾 : like は「好き」だけじゃない!

動詞

ネイティブの感覚でわかる“like”の本当の使い方

■ はじめに

英語の勉強を始めるとすぐに出てくる単語「like」。
「〜が好き」という意味で覚えるのが定番ですが、実はネイティブは、
「好き」以外の感覚や場面でこの単語を頻繁に使っています。

本記事では、ネイティブがlikeをどう感じ、どう使っているのかに焦点をあてて、
会話で自然に使える「本当のlikeの使い方」を、例文とイメージでわかりやすく解説します。


🔵 1. 基本の like:「〜が好き」

最初に押さえておきたいのは、やっぱり基本の使い方。

例文:

  • I like coffee.(コーヒーが好きです)
  • She likes dogs.(彼女は犬が好きです)

ここまでは誰でも知っている定番。でもネイティブはこの「like」をもっと広く、軽やかに使っています。


🔵 2.「I like it.」は「好き」より「いいね!」

ネイティブの会話で “I like it.” は、「好き」というより、
**「それ、いいね!」「いい感じ!」**と軽く肯定するニュアンスで使われます。

会話例:

A: I changed my hairstyle.
B: Oh, I like it!(お、それいいね!)

→ ガチな「好意」ではなく、“その変化、ナイス!”という軽い称賛。

🔴 キーポイント!

like は「強く好き」というより、“軽やかな肯定”として日常に溶け込んでいる。


🟡 3. 「It’s like ~」=「たとえる力」

ネイティブは、何かをたとえるときに like を頻繁に使います。

これは日本語にはあまりない感覚ですが、会話の中ではとても自然。

例文:

  • Life is like a box of chocolates.
     (人生はチョコレートの箱みたいなもの)
  • He’s like a brother to me.
     (彼は兄のような存在だ)

→ 「実際に兄ではないけど、近い感じ」という**“距離感の共有”**にも使われます。

🔴 キーポイント!

like は“論理”ではなく、“感じ方”でつながる言葉。たとえ=感覚共有。


🟣 4.「I was like 〜」=感情を再現する魔法の表現

ネイティブは自分の感情を伝えるとき、
「I was like…」を使ってそのときのセリフや反応を再現します。

会話例:

A: What did you say to him?
B: I was like, “Are you kidding me!?”
(「マジで!?」って感じだったよ)

→ 「思った」よりも**“その場のリアルな空気”**を伝える。

🔴 キーポイント!

“I was like”は、気持ちをそのまま再現するフレーズ。


🟢 5. “feel like”=「〜したい気分」

ネイティブは “want” よりも
やわらかく気分を伝えるときに “feel like” を使います。

例文:

  • I feel like having ramen tonight.(今夜はラーメンな気分だな)
  • I don’t feel like going out.(外出する気分じゃない)

「気分」や「ノリ」を伝えるのにぴったり。

🔴 キーポイント!

“feel like”は、行動じゃなく“心の状態”を表す表現。


🔵 6. “I’d like to”= 丁寧な「〜したい」

want よりも丁寧な希望を伝えるのが “I’d like to”。

例文:

  • I’d like to order some tea.(お茶をお願いします)
  • I’d like to talk with you.(あなたと話したいです)

丁寧・控えめ・思いやりのある表現です。

🔴 キーポイント!

“I’d like to”は、相手への配慮がこもった「したい」です。


🟡 7. まとめ:like の感覚的な使い方 一覧

使い方ニュアンス意味のヒント
I like it.軽い好感・いいね!「悪くない」「好き寄り」
It’s like ~たとえ、状況の共有「まるで〜」「〜みたいな感じ」
I was like ~感情・セリフの再現「〜って感じだった」
feel like ~気分・感覚を表す「〜したい気分」
I’d like to ~丁寧な希望「〜したい(控えめに)」

🟣 8. 名言で感じる like の深さ

“I like you just the way you are.”

(ありのままの君が好きだよ)

→ 映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の名セリフ。
無条件の受容と愛を表すような、深い“like”。

🔴 キーポイント!

“like”には、「そのままでいいよ」という“丸ごとの受け入れ”が込められる。



🔷 まとめ:like の本質とは?

like はただの「好き」ではありません。
ネイティブにとっての like は、

“感じる”こと、
“つながる”こと、
“そっと伝える”こと

を支えてくれる、心に寄り添う言葉です。


❤️ キーポイント!(最終)

like は「好き」という訳語の先にある、“人との距離を埋める”言葉なんだ。

お知らせ一覧
2025年5月31日英語を学ぶとき、「probably」「maybe」「perhaps」「likely」などの副詞の違いに悩む人が多いですが、 実はその違いは 「可能性の度合い」よりも、構文や会話での自然さ にあります。 ✅ 基本の使い分け早見表 副詞構文上の注意口語的自然さ備考probably「I think」の後ろに入れやすい → I think he’ll probably come.◎ とても自然最も一般的、会話にも書き言葉にも使えるmaybe文頭や文末が自然 → Maybe he’ll come.○ 少しカジュアル文頭で使う方が圧倒的に多いperhapsPerhaps he’ll come. はOK。やや硬い印象△ フォーマル書き言葉や丁寧な会話でよく使うlikely「be likely to」の形を取る → He is likely to come.◎ とても自然文法構造が異なる(形容詞) 🎙️ 会話での使い方:実例でチェック! probably(おそらく) A: Do you think he’ll come to the party? B: I think he’ll probably come. maybe(もしかしたら) A: Will she join us later? B: Maybe. She didn’t say anything. perhaps(たぶん) A: Why is the store closed? B: Perhaps they’re on holiday. likely(〜しそう) A: Is it going to rain tomorrow? B: It’s likely to rain in the afternoon. 🧠 学習のポイント: probably がもっとも柔軟で頻出。迷ったらまずこれ。 maybe は構文的に “I think maybe” よりも “Maybe” 文頭が自然。 perhaps はニュース・文章・フォーマルなやり取りに適している。 likely は副詞ではなく形容詞。構文ごと覚えることが大切。 🟢 まとめ:英語副詞は「意味」よりも「構文」で使い分けよう! 英語ネイティブは、「多分・おそらく」のニュアンスの差よりも、 その副詞が自然に聞こえる位置・構文を重視しています。 だからこそ、日本人学習者にとっては「意味を比較する」のではなく、 会話の形に合わせて自然な使い方を覚えることが近道です! 副詞の「置き場所」や「構文」が変われば、伝わる印象もガラッと変わります。 [...]
2025年5月31日「多分・おそらく」は英語でどう使い分ける? ~ probably / maybe / perhaps / likely の違い ~ ✅ はじめに 日本語では「多分」「おそらく」はほぼ同じように使えますが、英語では 使い方・響き・確率のニュアンス が異なります。ネイティブは状況に応じてこれらを自然に使い分けています。 ✅ 1. probably(おそらく・たぶん) 確率:70〜90%くらい→「たぶんそうなると思うよ」くらいの高めの予測。 📌 使い方: 会話でも文章でもよく使われる 肯定文が多い(否定文にはやや不自然) 🗣️ 会話例:A: Is he coming to the party?B: He’s probably coming.(たぶん来ると思うよ) ✅ 2. maybe(たぶん・もしかすると) 確率:40〜60%くらい→「あるかも」「ないかも」どちらもあり得る感じ。 📌 使い方: カジュアルで日常的 文の先頭によく来る 🗣️ 会話例:A: Are you free tomorrow?B: Maybe. I have to check my schedule.(たぶん。スケジュールを確認してみないと) ✅ 3. perhaps(おそらく・たぶん) 確率:50〜70%程度→ maybe に近いが ややフォーマル な響き。 📌 使い方: 書き言葉でよく見かける 丁寧な印象を与える 🗣️ 会話例:Perhaps we should wait a little longer.(もう少し待った方がいいかもしれませんね) ✅ 4. likely(〜しそうだ・〜の可能性が高い) 確率:80%くらい→ probably に近いが、「形容詞」として使う。 📌 使い方: be likely to + 動詞 で使う 主語に対して「可能性が高い」と述べる 🗣️ 会話例:She’s likely to be late again.(彼女はまた遅れそうだ) ✅ 比較まとめ表 単語確率の目安文体特徴・イメージprobably70~90%普通たぶんそうなるだろうmaybe40~60%カジュアルあるかも・ないかもperhaps50~70%フォーマル書き言葉や丁寧な表現で使われるlikely80%ややフォーマル「可能性が高い」形容詞表現 ✅ ネイティブがどう使い分けるか? 普段の会話では →「maybe / probably」 ちょっと丁寧に言いたい時 →「perhaps」 文法的に述べたい時 →「likely to」 🟢 まとめ 日本語では一言「たぶん」で済んでしまうところも、英語では 確率・文体・相手との関係性 によって適切な副詞が変わります。シーンに応じて使い分けられるようになれば、英語のニュアンス力が格段にアップします! [...]
2025年5月31日✅ 構文の形と意味 I’d like to + 動詞の原形 =「~したいのですが」「~させてもらいたいです」 ➡︎ “I would like to ~” の短縮形。 丁寧で控えめな印象を与える「希望・依頼」の表現です。 ✅ 「want to」との違いは? 表現ニュアンス例文want to ~率直でカジュアルI want to go now.(今行きたい)I’d like to ~丁寧で控えめな印象I’d like to go now.(今行きたいのですが) ✅ “want to” は日常会話でよく使われますが、 初対面や丁寧な場面では “I’d like to” が好まれます。 ✅ よく使う例文 I’d like to make a reservation.(予約をしたいのですが) I’d like to try this dish.(この料理を試してみたいです) I’d like to speak with the manager.(マネージャーと話したいのですが) I’d like to go there someday.(いつかそこに行ってみたいです) I’d like to take a short break.(少し休憩を取りたいです) ✅ 会話での自然な使い方 👩‍💼 A: May I help you? 🧑‍💼 B: Yes, I’d like to open a bank account.(はい、口座を開設したいのですが) ✅ 会話例①:レストランで注文する時 A: Hello, may I take your order?B: Yes, I’d like to have the grilled salmon, please.(はい、グリルサーモンをお願いします。) ✅ 会話例②:初対面で自己紹介の場面 A: What brings you here today?B: I’d like to learn more about your company.(御社についてもっと知りたいと思いまして。) ✅ 会話例③:旅行の計画について A: Where do you want to go next summer?B: I’d like to visit Italy.(イタリアに行きたいと思ってるよ。) ✅ 会話例④:職場でお願いごと A: Do you need help with anything?B: I’d like to finish this report by today, if possible.(できれば今日中にこの報告書を終わらせたいです。) ✅ 会話例⑤:デートの誘い方 A: Do you have any plans this weekend?B: Not yet.A: I’d like to take you to a new café downtown.(ダウンタウンの新しいカフェに一緒に行きたいんだけど。) ✅ 応用表現:名詞目的語と組み合わせて I’d like a cup of coffee.(コーヒーを一杯いただきたいです) I’d like some help.(少し手伝ってほしいです) ➡︎ 目的語が名詞のときは I’d like + 名詞 でもOK! 🟢 まとめ ✔ “I’d like to ~” は英会話でよく使われる丁寧な基本構文。 ✔ 「want to ~」よりも控えめで、ビジネスや初対面でも安心して使える。 ✔ 覚えておくと、表現の幅が一気に広がります! [...]
2025年5月31日ネイティブが使い分ける、意外と知らない視点 ◼ なぜ「wait」だけじゃだめなの? 日本語では「待って」は1言ですむけれど、英語では「どう待つか」まで考えるのがネイティブの覚醒。 一言に「待って」と言っても、想いは伝わらないことも。 ◼ よく使われる3大表現 ✨ wait 【基本、一般的、但し正式的】 意味:ただ止まって待つ 場面:公式な場所/文法的に正しい表現 例: Please wait here. Can you wait a moment? △カジュアルな場面では、かなりこわく聞こえる場合もあるので、“Hang on” や “Hold on” の方が自然なことも。 ✨ hang on 【カジュアル&視点返上】 意味:ちょっと待って。そのままで。耐えて 場面:友人、家族、カジュアルな電話対応 例: Hang on! I’ll be right there. Hang on, you’re doing great! △ 不安な状況を持ちこたえて、誰かを助けたいという気持ち も含まれる表現 ✨ hold on 【ややていねい、電話でよく使う】 意味:そのままで待つ / 切らないで 場面:電話対応、ビジネス場面 例: Hold on, I’ll check. Hold on a second. △続けて聞いてね!という、コミュニケーションを切らない気配りを示す ◼ この三つの違いを表にまとめると 表現ニュアンスフォーマル度使用場面wait基本。止まる。味添えなし○️️️公式、正式、文法的hang onカジュアル。耐えろ、がんばれ○️️友人、カジュアル、誘導hold on切らないで。続けて○️️️電話対応、ビジネス ◼ その他の「待って」表現 Just a sec / Just a minute 意味:ちょっとだけ待って Give me a moment 意味:少しだけ時間ください Bear with me 意味:(一時的な)不便を耐えて付き合ってね カスタマーサービスでよく使われる ◼ まとめ:ネイティブの「待って」は感覚表現 日本語の「待って」をそのまま翻訳するのは危険! ネイティブは「どんな気持ちで待ってほしいか」を言葉にしています。 それこそ、カジュアルでも人sensitiveな表現が流行っているのです。 [...]
2025年5月31日✅ 「hang」のコアイメージ:ぶら下がる・垂れる・(そこに)いる 「hang」は、何かが上から支えられてぶら下がっているイメージが基本です。 そこから、「壁にかける」「物を吊るす」「友達と一緒にいる」「ぶらぶらする」といった意味に広がっています。 日常英会話では、「ぶらぶらする」「友達と過ごす」などのカジュアルな意味でも頻出です。 ✅ なぜ「hang」はネイティブによく使われるのか? 1. 生活に根ざした動詞だから 「hang」は元々、物を吊るすという日常的な動作を表す基本動詞でした。 hang your coat on the hook(フックにコートをかける) でもネイティブは、この「吊るす」=「何かにとどまる」というイメージを日常の感情や状況に広げていきました。 2. 感情的・心理的な文脈で使いやすいから Hang on.(ちょっと待って) → 電話でも会話でもよく出てくる。文字通り“ぶら下がってて”という感覚。 Hang in there.(頑張れ/持ちこたえて) → 辛い時期を「ぶら下がってでも耐える」ことを励ます言葉。 Hang out with friends.(友だちとダラダラ過ごす) →「一緒に何となくとどまってる」感覚が元。 → つまり、「hang」は人とのつながりや時間の感覚を表すのにピッタリなんです。 ✅ 特に「Hang on」が好まれる理由 🚩「ちょっとだけ待ってて」の定番 🚩「電話切らないでね」の意味にもなる 🚩「(今話すのは)早いよ、落ち着いて」というクッションにもなる 日本語だと「ちょっと」「まあまあ」「ちょっと考えさせて」など、間をつなぐ言葉が多いですよね?英語ではその役割を Hang on. が自然に担ってくれるんです。 🟡まとめ 感覚表現日本語訳何かにぶら下がっているHang on!待って!しがみついて!精神的に耐えているHang in there.頑張って、持ちこたえて一緒にだらっと過ごすHang out遊ぶ、ぶらぶらする電話を切るHang up電話を切る/壁にかける ✅ 基本の使い方と例文 パターン例文日本語訳hang + モノI hung my coat on the wall.コートを壁にかけたhang + 人(※口語表現)Let’s hang out this weekend.今週末ぶらぶらしようよhang + in / on / upHang in there!がんばってね!hang upI hung up the phone.電話を切った ✅ hang の変化形に注意! 原形:hang 過去形(一般的):hung(絵・コートなどを「かけた」) 過去形(人を絞首刑にする):hanged(限定的に使う) ✅ He was hanged for his crime.(彼は処刑された) ✅ hang out の使い方がカギ! 「hang out」は「何となく一緒に過ごす」というカジュアルな表現で、特にアメリカ英語で頻出。 シーン例文友達と遊ぶWe hung out at the mall all day.誘うときDo you wanna hang out this Friday night?何してた?I was just hanging out with my cousin. ✅ よく使うフレーズ hang in there:あきらめないで、頑張って! hang on:ちょっと待って(電話など) hang over:二日酔いの状態(be hungover) hang up:電話を切る 🟢 まとめ:「hang」は“ぶらさがる”から“つながる”へ ✔ 物理的に「かける・吊るす」 ✔ 気軽に「友達とつるむ(hang out)」 ✔ 応援・我慢・待機のフレーズにも大活躍! 👉「hang」はカジュアルで、人との距離を表す動詞として、日常会話でとてもよく使われます! [...]
2025年5月31日🗣️ 赤ちゃんと言葉のふしぎな関係 赤ちゃんは最初、言葉を話せません。でも1歳ごろになると、「ママ」「パパ」と言いはじめますよね。まるで魔法のように思えますが、じつはこれ、**「聞く力」と「まねる力」**のおかげなんです。 👂 すべては「聞くこと」から始まる 赤ちゃんは、生まれたときから、いえ、お腹の中にいるときから「声」を聞いています。意味はわからなくても、言葉のリズムや音、メロディーをずっと吸収しています。これは「インプット(入力)」と呼ばれ、赤ちゃんの脳はこの時期、特に人の声に敏感なんです。 👶 とにかくまねしてみる 最初は「あー」「うー」などの音しか出せませんが、やがて聞いた音をまねするようになります。うまく言えなくても気にしません。何度もトライします。そして少しずつ、言葉になっていくのです。 ➡️ 実はこれ、英語学習と同じなんです!赤ちゃんと同じように、たくさん聞いて、まねして、話してみる。間違えても気にせず、何度もチャレンジすることが大切なんですね。 🧠 だから、大人も「赤ちゃんの真似」をすればいい 赤ちゃんは、 言葉の意味がわからなくても聞き続け 正しく言えなくても気にせずまねし 何度も声に出してみて いつの間にか「話せる」ようになっています。 これは英語学習にもまったく同じことが言えるんです。 ✅ 大人も、「英語がわからないから話せない」のではなく、✅ 「意味がわからなくても、まずまねてみる」ことが大切なんです。 「赤ちゃんみたいにまねをしていいの?」と思うかもしれませんが、**それこそが「言葉を身につける一番自然な方法」**なんです。 だから、英語もたくさん聞いて、まねして、声に出して、少しずつでも続けていれば、「話せるようになってる自分」に出会える日が来ます。 ✅ 今日のまとめ 赤ちゃんは、学校のように「学ぶ」のではなく、自然に「身につけている」。 聞いて、まねして、声に出す。 間違いを恐れず、何度も試す。 💬 今日のひとこと英語 “It’s OK to make mistakes.”(間違えても大丈夫。) 赤ちゃんのように、間違えることを怖がらず、まずは「使ってみる」こと。英語学習にぴったりのマインドセットですね。 まずは、ABCソングから始めてみませんか?こちらです👉 [...]
2025年5月30日✅ I feel like ~ 構文特集 (「~したい気がする」「~っぽい気分」など、感覚・感情を表す便利フレーズ) I feel like + 名詞 / 動名詞(~ing)→ 「~したい気分」「~のような気がする」 この表現はとてもカジュアルで、感情や気分をやわらかく伝えられる日常英語。 ✅ 「I feel like ~」が “want to” とは違う理由 そして、なぜ英会話の「基本構文」なのか? 🔍 1. 「I want to ~」との違いを明確にしよう 表現意味ニュアンスカジュアル度圧の強さI want to ~~したいはっきりと意志を表すややフォーマル強い(自己主張)I feel like ~~したい気分気持ち・感覚の共有カジュアル・自然弱め(柔らかい印象) 🗣 例文比較 I want to eat ramen.→ 「ラーメン食べたい(はっきりと希望)」 I feel like eating ramen.→ 「ラーメンな気分だなぁ(ふんわりした願望)」 ✅ ネイティブの感覚では… I want to ~ は「自分の意思を強く伝える」 → 子どもや強い主張が必要なときに使われがち I feel like ~ は「気持ちを共有する」自然なトーン → 大人同士の会話、友人との気軽なやりとりに最適! ✅ なぜ「I feel like ~」が “基本構文” と言えるのか? ① 会話でとにかくよく出てくる 食事・予定・天気・気分… どんな場面でも「~な気分だ」って言いたいときに使える ② 形がシンプルで応用が効く I feel like eating / going / staying / doing nothing… I feel like a fool / a kid / myself again… ③ ニュアンスを大事にする英会話に欠かせない 英語は「事実」より「感覚」を大事にする言語 → I want to よりも柔らかく、人との距離感を保てる ✅ こんな場面で I feel like が活躍! シチュエーション例文🌧 雨の日I feel like staying home today.🍕 食欲の波I feel like eating pizza tonight.😩 落ち込んだ時I feel like a loser.😌 幸せな瞬間I feel like I’m finally at peace. ✅ 日本人が「want to」だけを使いがちな理由 学校英語で “I want to ~” ばかり教わる 書き言葉・文法に偏って「気持ち」や「ニュアンス」の表現が学べない その結果、「I want to ~」しか選択肢がない状態になる ✅ まとめ I feel like ~ は、「言いたいこと」を伝えるというより、「気持ちを分かち合う」ための英語表現。 だからこそ、英会話の基礎になるんだよ。 🔍 2. よくある使い方と例文 パターン例文意味I feel like + 動名詞I feel like eating pizza.ピザが食べたい気分I feel like + 名詞I feel like a fool.バカみたいな気分I feel like + that 節I feel like that’s not true.それは本当じゃない気がするI feel like + 人(口語)I feel like him today.今日は彼みたいな気分 🔍 3. 応用パターン:It feels like ~ とどう違う? I feel like ~ → 主語が「自分の気持ち」を述べる It feels like ~ → 状況全体がそう感じられる(客観的) 例: I feel like crying.(泣きたい気分) It feels like it’s going to rain.(雨が降りそうな感じ) 🔍 4. 会話でよく使うフレーズ集 I feel like going out tonight. → 今夜は出かけたい気分だな I don’t feel like studying today. → 今日は勉強する気になれない Do you feel like talking about it? → その話する気ある? I feel like something’s wrong. → なんか変な気がする 🔍 5. まとめ 💡**「I feel like ~」は感覚・感情に正直な英語**・無理なく自然に使える・相手に圧を与えない・カジュアルだけど思いやりがある印象 📝次回:vol.4 は「I’d like to ~」を予定しています! [...]
2025年5月29日動いているものを受け止める 🎯「catch」のコアイメージ:動いているものを受け止める 「catch」は、**動いているものを“つかまえる・受け止める”**という感覚が中心です。目に見えるもの(ボール・電車・人)だけでなく、目に見えないもの(病気・言葉・チャンス)まで、**流れていくものを「パッと反応して受け止める」**のがこの動詞の特徴です。 🎯 ネイティブが「catch」をよく使う理由とは? ネイティブにとって「catch」は、一瞬の反応を表現する便利な言葉。たとえば: 相手の言葉が「聞き取れた」かどうか 電車やバスに「間に合った」かどうか 風邪やチャンスを「逃さず受け止めた」かどうか これらの感覚を一語で表せる便利さが、ネイティブにとっての「catch」の魅力です。 🎯 基本の使い方と例文 パターン例文日本語訳catch + モノI caught the ball.ボールをつかんだcatch + 人The police caught the thief.警察が泥棒を捕まえたcatch + 乗り物I caught the last train.最終電車に間に合ったcatch + 病気He caught a cold.彼は風邪をひいたcatch + 言葉/注意Did you catch what she said?彼女の言ったこと、わかった? 🎯 よく使われるフレーズ・句動詞 catch up (with/on) ~ 意味:追いつく 例:I need to catch up on my work. (仕事の遅れを取り戻さなきゃ) catch someone off guard 意味:不意を突く 例:That question caught me off guard. (その質問に不意を突かれた) catch fire 意味:燃え出す 例:The engine caught fire. (エンジンが火を噴いた) catch sight of ~ 意味:~をチラッと見る/見つける 例:I caught sight of her in the crowd. (人混みで彼女を見かけた) catch a movie 意味:映画を観る(カジュアル) 例:Wanna catch a movie tonight? (今夜映画観に行かない?) 🎯 会話での活用ポイント(+会話例) 🎧 聞き取る・理解する Did you catch that?(今の聞こえた?) 会話例:A: The meeting’s been moved to 3.B: Sorry, did you catch that?A: I said the meeting’s at 3.(A:ミーティングが3時に変更になったよ。B:ごめん、今の聞き取れた?A:3時に変わったって言ったんだよ。) 🕐 間に合う・とらえる I caught the deadline.(締切に間に合った) 会話例:A: You looked so stressed yesterday!B: Yeah, but I caught the deadline just in time.(A:昨日すごく焦ってたよね!B:うん、でもギリギリで締切に間に合ったよ。) 💡 チャンスを逃さない Catch the opportunity!(チャンスをつかめ!) 会話例:A: There’s an opening at that company you like.B: Really? I should apply.A: Go for it. Catch the opportunity!(A:君が好きな会社に空きが出たってさ。B:本当?応募してみようかな。A:やってみなよ。チャンスを逃すな!) 👋 挨拶でも登場! Catch you later!(またね!) 会話例:A: I gotta run. Talk to you soon.B: Sure thing. Catch you later!(A:もう行かなきゃ。またね。B:了解。また後で!) 🟢 まとめ:catch の感覚をつかもう! ✔ 目に見えるものをつかむ(ボール・人)✔ チャンス・電車・病気など「流れていくもの」をとらえる✔ 聞き取る・理解するという抽象的な意味でも使える✔ ネイティブが好む「短くて感覚的な」表現ができる便利な動詞! [...]
2025年5月27日「助ける・手伝う」だけじゃない、“寄り添い型”の英語 英語の “help” は、ただ「助ける」っていう行為じゃない。 相手の立場に立って、“できないことを一緒にやってあげる”――そんな**「寄り添い」の気持ちが根っこにある動詞**なんです。 手を差し伸べる。背中を押す。側にいて見守る。help には、**目に見える行動だけじゃない“やさしさ”**が込められています。 ✅ 1. help のコアイメージ help = 相手が困っている or 一人でできないことを支える 「手伝う」「力を貸す」だけじゃなく、気持ちを添える動詞 日本語の「助ける」よりも日常的で軽やかに使える ✅ 2. 基本パターンと例文 形例文意味help + 人Can you help me?手伝ってくれる?help + 人 + with + 名詞She helped me with my homework.宿題を手伝ってくれたhelp + 人 + to 動詞He helped me to carry the box.その箱を運ぶのを手伝ってくれたhelp + 人 + 動詞(原形)He helped me carry the box.(to なしでもOK) ✅ “to” はあってもなくても正解!(意味は変わらない) ✅ 3. よく使われるフレーズ Can I help you?(いらっしゃいませ/何かお手伝いしましょうか?) Let me help you.(手伝わせて) Thanks for your help.(手伝ってくれてありがとう) He can’t help it.(彼にはどうしようもない) ✅ 4. イディオム・関連表現 表現意味例文help yourself (to〜)自由に取って/どうぞHelp yourself to some cake.help out手助けする・手伝う(カジュアル)Can you help out with the dishes?can’t help doing~せずにいられないI can’t help laughing.(笑わずにいられない) ✅ 5. help / support / assist の違い 動詞意味ニュアンスhelp手助けする一番カジュアルで日常的support支援する精神的・経済的な支えにも使えるassist補助するフォーマルで限定的な支援(医療・スポーツなど) ✅ まとめ:help は「そばにいる」動詞 物理的にも、気持ち的にも寄り添って支える動詞 日常会話でもビジネスでも万能 ネイティブにとって help は「声をかける勇気」そのもの 💬 「できないなら助けるよ」じゃない。💬 「一緒にやってみようか?」――それが英語の help。 [...]
2025年5月25日「呼ぶ・電話する」だけじゃない、“つながり”を生む動詞 “call” は単なる電話の動詞じゃない。 何かを「呼ぶ」「名付ける」「声をかける」――すべてに共通するのは、**「距離を超えてつながろうとする動き」**なんです。 だから call は、名前を呼ぶのも、電話をかけるのも、誰かの心を引き寄せるときに使われる英語なんです。 ✅ 1. call のコアイメージ call = 離れた相手に向けて “名前・声・指示” を投げかける 電話だけじゃなく、呼びかける・名付ける・呼び寄せるも call の意味 声を出さなくても「意思や指示を届ける」ことができる動詞 ✅ 2. 基本パターンと例文 形例文意味call + 人He called me.彼が私を呼んだ(声をかけた)call + 人 + 名称They called him a genius.彼のことを天才と呼んだcall + 人 + 役職名They called her the manager.彼女をマネージャーと呼んだcall + 人 + at/on + 番号You can call me at 123-456.123-456 に電話してね ✅ 3. よく使うフレーズ Call me anytime.(いつでも電話して) What do you call this in English?(これ英語で何て言うの?) Call for help.(助けを呼ぶ) Call someone over.(誰かを呼び寄せる) Call it a day.(今日はこれで終わりにしよう) ✅ 4. 「電話する」以外の使い方 表現意味ニュアンスcall for + モノ/行動~を要求する社会的・正式な語調もありcall out + 人/名呼びかける・名指しで非難するSNSでもよく登場する動詞be called + 名~と呼ばれるMy dog is called Momo. ✅ 5. say / tell / ask / call の違い 動詞主な意味説明say言う内容重視tell伝える相手重視ask求める相手に何かしてもらうcall呼ぶ/電話する/名付ける名前や存在に意識を向ける ✅ まとめ:call は「声・つながり・名づけ」の動詞 誰かを呼ぶ/つなげる/名前を与える 自分の意思を「届けたい」ときに使う動詞 電話も声かけも同じ「関係をつくる」行為だから、call は心の距離を近づける動詞 📞 呼ぶ・かける・名付ける。どんな場面でも、「相手を意識してつながろうとする動詞」。それが call です。 [...]
2025年5月25日「聞く」「頼む」だけじゃない、“気持ちを向ける”動詞 「ask」って、ただ“質問する”じゃないんです。英語で ask を使うとき、そこには**「相手に気持ちを向ける」**というニュアンスがあります。 なにかを尋ねるときも、お願いするときも、呼びかけるときも――相手の反応を信じて、「声をかける」という前向きな動き。 それが ask の本質です。 ✅ 1. ask のコアイメージ ask = 相手に向かって「答え」や「行動」を求める 聞く(質問) 頼む(依頼) 呼ぶ(要請) 相手に何かリアクションを期待してアクションを起こす動詞 ✅ 2. 基本パターンと例文 形例文意味ask + 人 + 質問I asked him his name.彼に名前を聞いたask + 人 + for + モノI asked her for help.彼女に助けを頼んだask + 人 + to + 動詞He asked me to wait.彼は私に待つよう頼んだask + if / whetherShe asked if I was okay.彼女は私が大丈夫か尋ねた ✅ 3. よくあるフレーズ Can I ask you something?(ちょっと聞いてもいい?) Don’t be afraid to ask.(遠慮せずに聞いて) Ask around.(周りの人に聞いてまわって) Ask for directions.(道を尋ねる) 📌 “ask” は「情報」だけじゃなく「助け」や「許可」も求められる! ✅ 4. よく使われる句動詞・イディオム(ネイティブの定番) 句動詞意味使い方・例文ask for~を頼む・求めるCan I ask for a favor?(お願いがあるんだけど)ask aroundあちこちで尋ねるI’ll ask around.(人に聞いてみるよ)ask out誘い出す(デート)He asked her out.(彼は彼女をデートに誘った)ask after~の様子を尋ねるShe asked after your father.(お父さんを気にかけてたよ) 💬 ask の句動詞は、「声をかける」動作がいろんな形に広がったもの! ✅ 5. ask / tell / say の違い(よく混同される!) 動詞意味特徴ask質問・依頼相手に何かを“求める”tell伝える・指示相手に“情報を渡す”say言う言葉そのものに焦点(誰に言ったかは薄い) ✅ 6. “ask” はこんな場面で生きる! 👂 情報を得たいとき I asked what time it was.(何時か尋ねた) 🤝 助けてほしいとき She asked me for advice.(アドバイスを求められた) 📝 丁寧なお願いとして Could I ask you to send this email?(このメールを送ってもらえますか?) ✅ まとめ:ask は「声をかける」勇気の動詞 聞く・頼む・尋ねるをすべてカバーする超重要動詞 相手の答えやリアクションを信じて行動することが ask の本質 “Just ask.” には、「ためらわず言ってごらん」という優しさがある 📘 あなたが「言おうかな、やめようかな」と迷ってるとき――英語なら、”Just ask.” がそっと背中を押してくれます。 [...]
2025年5月25日「手元から離して、誰かに届ける」英語 「送る」って、ただモノを移動させることじゃない。英語の “send” には、「気持ちを込めて誰かに届ける」という“つながり” の感覚があるんです。 それは、手紙やメールだけじゃなく、メッセージ、写真、プレゼント、ときには気持ちや願いだって “send” できる。 だからこの動詞は、想いを運ぶ英語なんです。 目次 ✅ 1. send のコアイメージ✅ 2. 基本パターンと例文✅ 3. よく使うフレーズ✅ 4. ネイティブ感覚での “send”✅ 5. 日本語との違いポイント✅ 6. send の仲間:give / bring との違い✅7. 日常会話で使える “send” の会話例🗂 ① ファイルの送信🎁 ② プレゼントを送る📱 ③ メッセージで連絡🧑‍🏫 ④ 学校でのやりとり🚑 ⑤ 緊急時の呼び出し✅ フレーズを会話で自然に使うコツ✅ まとめ:send は「届ける」だけじゃない ✅ 1. send のコアイメージ send = 手元から離して、誰かに向けて届ける メール・手紙・荷物・人・言葉 など、あらゆる「届ける行動」に使える 「向かわせる/転送する/送り出す」までカバーする万能動詞 ✅ 2. 基本パターンと例文 形例文意味send + モノI sent a letter.手紙を送ったsend + モノ + to + 人I sent the file to my boss.上司にファイルを送ったsend + 人 + モノI sent my boss the file.上司にファイルを送った(同じ意味)send + for + 人We sent for a doctor.医者を呼んだ(迎えに送った) 🧭 どちらも正しいが、ニュアンスに少し違いあり: send + モノ + to + 人 → モノにフォーカス(「何を送ったか」) send + 人 + モノ → 人にフォーカス(「誰に送ったか」) ✅ 3. よく使うフレーズ send an email / a message / a gift send someone a text / a file / a postcard send for help(助けを呼ぶ) send someone home(人を帰らせる) ☝ “send” は「モノ」も「人」も送れる動詞! ✅ 4. ネイティブ感覚での “send” 💌 ただの「送信」じゃない 💬 気持ちを込めて渡す/つながりをつくる 🎁 「受け取ってくれる相手がいること」が前提の行動 ✅ 5. 日本語との違いポイント 日本語の「送る」英語での動詞備考メール・手紙sendOK荷物・プレゼントsend / shipshipは配送会社っぽいLINEなどで「送って」send / text動詞 “text” も日常では使う人をどこかへ行かせるsend someonesend him to the hospital など ✅ 6. send の仲間:give / bring との違い 動詞意味主なイメージsend送る離れた場所に届ける(物理 or デジタル)give与える手渡す・直接渡す(その場で)bring持ってくる相手のいるところへ運ぶ(近づく) 📌 “send” は「相手のところに向けて放つ」イメージ。give / bring とは物理距離と方向が違う! ✅7. 日常会話で使える “send” の会話例 🗂 ① ファイルの送信 A: Can you send me the document by tonight?B: Sure. I’ll send it right after this meeting.→ 今夜までにその資料送ってくれる?→ もちろん。このミーティングの後ですぐ送るよ。 🎁 ② プレゼントを送る A: What did you get your mom for her birthday?B: I sent her a handmade card and some flowers.→ お母さんの誕生日に何あげたの?→ 手作りのカードと花を送ったんだ。 📱 ③ メッセージで連絡 A: Did you text Rachel about the party?B: Yeah, I sent her the details this morning.→ レイチェルにパーティーのこと連絡した?→ うん、今朝詳細を送ったよ。 🧑‍🏫 ④ 学校でのやりとり Teacher: Don’t forget to send me your homework by Friday.Student: Okay! Can I send it by email?→ 金曜までに宿題を送るのを忘れないでね。→ はい!メールで送ってもいいですか? 🚑 ⑤ 緊急時の呼び出し A: She looks really pale… Should we call someone?B: I already sent for the nurse.→ 彼女顔色が悪い…誰か呼ぶべきかな?→ もう看護師さんを呼んだよ。 ✅ フレーズを会話で自然に使うコツ 「誰に送るか」「何を送るか」で語順が変わる → 会話の主語を意識! ビジネスでは “send the file to me”、会話では “send me the file” が自然 send は 感情を込めやすいから、thank you for sending ~ など感謝もセットにすると◎ ✅ まとめ:send は「届ける」だけじゃない 人との“つながり”を運ぶ動詞 メール、写真、荷物、助け、想い…すべてを“送る”英語が send パターンは2つ → send + モノ + to 人 / send + 人 + モノ(両方OK!) 💬 “send” は、「あなたに届けたい」という気持ちごと運ぶ英語です。 [...]
2025年5月24日「できるかわからないけど、とにかくやってみる」 「できるかどうかは分からない。でも、やってみる。」英語では、それをたった一語で言います。 “try” この動詞は、努力とか根性の話じゃない。「うまくいくかどうかは分からないけど、今この瞬間、動こうとしている」そんな**“前向きな一歩”**に寄り添う言葉なんです。 ✅ try は「挑戦」じゃなく、「背中を押す言葉」 英語では、“try” は重たい挑戦ではなく、**「やってごらん」**という軽やかで優しい気持ちのこもった言葉。 躊躇している誰かに「行ってみな」「やってみな」と、ポンと背中を押すような動詞。 それは他人だけじゃなく、自分に対しても: “Okay, I’ll try.”(やってみるか…) 結果より「やってみた」こと自体に価値がある。英語ではそれが自然。 ✅ たとえば、こんなふうに使われる Try your best. → 結果じゃなく、ベストを尽くす姿勢が大事 Try this cake. → 「ちょっと一口、食べてみてよ」 Can I try this on? → 「ちょっと着てみたいな」 I tried to fix it, but… → 「直そうとしたけど…」でも、その“やろうとした気持ち”はちゃんと伝わる ✅ try のよく使われる 4 つの意味と例文 ①「挑戦する・努力する」 I tried to fix it.(直そうとした) Try your best!(ベストを尽くして!) ②「試してみる(方法・行動)」 Try pressing this button.(このボタン押してみて) Try restarting your phone.(再起動してみて) ③「食べてみる・飲んでみる」🍴 Try this cake.(このケーキ食べてみて) Have you tried natto before?(納豆食べたことある?) You should try the pasta here.(ここのパスタは試す価値あり) ④「着てみる・試着する」👗 Can I try this on?(これ試着していいですか?) She tried on the red dress.(彼女は赤いドレスを着てみた) ✅ try は「行動に移してみる」感覚があるから、すべて“やってみる”の仲間! ✅ try to do vs try doing の違い 表現意味ニュアンスtry to fix修理しようとする意図・努力(うまくいったかはわからない)try fixing修理してみる試してみる(効果の確認) I tried to open the door, but it was stuck.(開けようとしたけど無理だった) Try turning the key harder.(もっと強く回してみて) ✅ よく使うフレーズ Try your best.(ベストを尽くして) Try again.(もう一度やってみて) Don’t be afraid to try.(挑戦を恐れないで) I’ll try my best.(最善を尽くします) ✅ まとめ:try は「英語で生きる」人の動詞 英語は、完璧を目指すより、「まずやってみる」人に味方してくれる言語 “try” は、その最初の一歩に寄り添う言葉 結果がダメでも、「やった自分」は前に進んでる 💬 だから今日も、こんなふうに言っていい。 “I’ll try.” それだけで、あなたの英語は前に動き始める。 [...]
2025年5月24日「注意を向けて、耳を傾ける英語」 目次 ✅ 1. listen のコアイメージ✅ 2. 基本パターンと例文✅ 3. よく使うフレーズ✅ 4. listen の特徴まとめ✅ まとめ:✅ 基本の違い:感覚の方向✅ 「注意喚起」でも実は役割が違う📌 Look!📌 Listen!✅ どっちでもよさそうな日本語 → 英語では分かれる✅ まとめ:✅ 最後に一言: ✅ 1. listen のコアイメージ listen = 意識して耳を傾ける/注意して聞く 相手や音に対して「集中して」「聴こうとする姿勢」がある 物理的に聞こえるかどうかではなく、心理的な“聞く態度” ✅ 2. 基本パターンと例文 パターン例文意味listen to + 人/音/音楽I listened to the teacher.先生の話を聞いた(注意して)listen to + 名詞He listens to classical music.彼はクラシック音楽を聴くlisten for + 音She’s listening for her baby’s cry.赤ちゃんの泣き声を注意して聞いている ✅ 3. よく使うフレーズ Listen to me. → ちゃんと話を聞いて! Are you even listening? → 本当に聞いてるの? He doesn’t listen. → 言うことを聞かない Listen carefully. → よく聞いてね(注意喚起) ✅ 4. listen の特徴まとめ ✅ 意識して聞く、集中する ✅ 相手の言葉・音楽・指示など ✅ 相手を尊重した態度が含まれることも多い 🟣 hear と listen の違いまとめ 比較hearlisten意図無意識/自然に意識して/集中して結果 or 姿勢結果(聞こえた)姿勢・行動(聞こうとしてる)例文I heard a bird singing.I listened to the birds singing.日本語感覚「聞こえる」「聞く(注意して)」 ✅ まとめ: hear = 耳に入る(聞こえる) listen = 耳を向ける(注意する) 「聞いたかどうか」じゃなく、「どう聞こうとしたか」で使い分け! 追記 ✅ 基本の違い:感覚の方向 動詞感覚コアイメージ対象look視覚意識して視線を向ける目に見えるものlisten聴覚意識して耳を向ける音・声・話 🔍 つまり「look」は“視線”を、「listen」は“聴覚の集中”を促す動詞。 ✅ 「注意喚起」でも実は役割が違う 📌 Look! 意味:目を向けて!見て! ネイティブの感覚では:「目で確認して!」のときだけ使う 視覚的なものに対して 例: Look! There’s a rainbow. Look at that guy over there. 📌 Listen! 意味:耳を向けて!聞いて! ネイティブは「話の内容に集中してほしい」ときにこれを使う 聴覚的 or 会話的な場面 例: Listen! I have something important to tell you. Listen to what she’s saying. ✅ どっちでもよさそうな日本語 → 英語では分かれる たとえば: 「ちょっと、聞いてよ(見てよ)!」→ 日本語ではどっちもOK でも英語では: 「音・話・説明」なら Listen! 「様子・姿・現場」なら Look! ネイティブは、無意識にその“感覚”で使い分けてるんです。 ✅ まとめ: 状況使う動詞理由相手に何か見せたいLook視覚的な刺激だから相手に話を聞かせたいListen話・音に意識を向ける必要があるから ✅ 最後に一言: 🎯 英語は感覚の言語。「目で感じるときは look」「耳で感じるときは listen」このシンプルな使い分けが、通じる英語をつくる鍵になるよ。 [...]
2025年5月24日「意識しなくても、聞こえる英語」 目次 ✅ 1. hear のコアイメージhear = 音が自然に耳に入る/聞こえる✅ 2. 基本パターンと例文✅ 3. よく使うフレーズ✅ 4. hear の特徴まとめ✅ まとめ: ✅ 1. hear のコアイメージ hear = 音が自然に耳に入る/聞こえる 意図的に聞こうとしなくても「耳に入ってくる」 意識していなくても、結果として「聞こえた」という状態 ✅ 2. 基本パターンと例文 パターン例文意味hear + 音I heard a noise.音が聞こえたhear + 人/物I heard her voice.彼女の声が聞こえたhear + that節I heard that you’re moving.引っ越すって聞いたよhear + about/of + 名詞I heard about the news.そのニュースを耳にした ✅ 3. よく使うフレーズ Did you hear that? → 今の聞いた?(注意を促す) I’ve heard of him. → 名前だけは知ってるよ I heard from her. → 彼女から連絡があった(手紙・メール・SNSなど含む) You always hear what you want to hear. → 聞きたいことしか聞いてないんだよ ✅ 4. hear の特徴まとめ ✅ 意識してなくてもOK(≠ listen) ✅ 結果として耳に入ったこと ✅ 「うわさ」「連絡」「ニュース」にも使える 🟣 hear と listen の違いまとめ 比較hearlisten意図無意識/自然に意識して/集中して結果 or 姿勢結果(聞こえた)姿勢・行動(聞こうとしてる)例文I heard a bird singing.I listened to the birds singing.日本語感覚「聞こえる」「聞く(注意して)」 ✅ まとめ: hear = 耳に入る(聞こえる) listen = 耳を向ける(注意する) 「聞いたかどうか」じゃなく、「どう聞こうとしたか」で使い分け! [...]

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