英語の基本動詞「make」と「do」。
どちらも日本語では「する」と訳されるため、混乱しがちなポイントですよね。
たとえば…
- 料理する → make?do?
- 掃除する → do?make?
とくに「日常の家事」では、この2つの使い分けを知っておくと、自然で正確な英語が使えるようになります。
この記事では、make と do の使い方の違いを、例文とともにわかりやすく解説します!
✅ make と do の基本的な違いとは?
動詞 | 主な意味 | イメージ |
---|---|---|
make | 作る、作り出す | 「ゼロから何かを生み出す」行為 |
do | 行う、こなす | 「作業や行動を遂行する」こと |
🍳 make を使うのはこんなとき!
make は「何かを作る」ときに使います。
つまり、目に見えるもの、あるいは結果が伴う「創造系」です。
🔹 よく使われる例
- make a cake(ケーキを作る)
- make dinner(夕食を作る)
- make a mistake(間違いをする)
- make a plan(計画を立てる)
- make money(お金を稼ぐ)
✅ 特徴:結果が「形」や「完成物」として現れるときに使われる
🧹 do を使うのはこんなとき!
do は「作業」「行動」「義務」に使うのがポイントです。
ルーチン的・継続的な行いが対象になります。
🔹 よく使われる例
- do the dishes(皿洗いをする)
- do the laundry(洗濯をする)
- do the cleaning(掃除をする)
- do homework(宿題をする)
- do your best(ベストを尽くす)
✅ 特徴:プロセス重視。結果は形に残らないことも多い
🤔 料理と掃除の違いはここ!
- 料理(make):食材から完成品を作る → 創造的な結果がある
- 掃除(do):汚れを落とす行為 → 行動そのものに焦点がある
つまり、
料理は「作る」、掃除は「する」
→ だから、make dinner であり、do the cleaning なんです!
✅ 「do the cooking」と「make dinner」の使い分け
料理については、実は make も do も使えます。
ただし、それぞれ意味の焦点が違います。
表現 | 意味 | 焦点 |
---|---|---|
make dinner | 夕食を作る | 完成品(結果)に注目 |
do the cooking | 料理という作業をする | 行為・役割(プロセス)に注目 |
🔹 例文で比較
- I’ll make dinner tonight.
→ 今夜は私が「夕食を作る」(何を作るかに注目) - I always do the cooking in our house.
→ 我が家ではいつも「料理の担当をする」(役割・作業に注目)
❗ ありがちな間違いと修正ポイント
❌ よくある間違い | ✅ 正しい表現 |
---|---|
I made the laundry. | I did the laundry. |
I did a cake. | I made a cake. |
I made my homework. | I did my homework. |
🎯 本質はここにある!do=行為、make=目的
✅ do は「行為・プロセス」に焦点を当てる
✅ make は「目的・結果・完成物」に焦点を当てる
まさに、今回のアイキャッチ画像のように:
- 左:皿洗い(do) → 行動中の様子を表す
- 右:スパゲティ調理(make) → 出来上がったものを意識
この視点を持てば、do と make の違いがすっと頭に入ってきます。
✅ まとめ:迷ったらこう考える!
動詞 | 適した行動 | キーワード |
---|---|---|
make | 創造・結果が見える | 作る・生み出す |
do | 作業・プロセス重視 | 行う・こなす |
📘 おすすめ練習法
- 毎日の家事に英語で声かけしてみる(例:I’m doing the dishes!)
- 「これは結果が残るか?作業か?」を意識して使い分ける
- 英語ドラマで「make」「do」の使い方をチェック!
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