🔸 1. tell のコアイメージ
tell = 人に向けて伝える・届ける
ただ「言う」のではなく、
“相手に向かって”情報を届ける行為が tell の本質。
つまり「誰に言ったか?」が重要になる。
🔸 2. 基本パターン(すべてに“人”が関わる)
パターン | 例文 | 意味 |
---|---|---|
tell + 人 | She told me. | 彼女は私に言った |
tell + 人 + 内容 | He told me the truth. | 彼は私に真実を教えた |
tell + 人 + that節 | I told him that I was busy. | 私は彼に「忙しい」と言った |
tell + 人 + to do | She told me to wait. | 彼女は私に待つように言った |
✅ “say me” は誤りだが、“tell me” は正しい
→ なぜなら tell は「相手」がいないと成立しない動詞だから。
🔸 3. “tell” はどんな場面で使われる?
- ✅ 命令:My mom told me to clean my room.
- ✅ 情報共有:Tell me what happened.
- ✅ 感情表現:He never tells me how he feels.
- ✅ ストーリーテリング:He told me a funny story.
▶ つまり、家庭・恋愛・学校・仕事すべてに tell が出てくる。
🔸 4. よく使われる定番フレーズ
フレーズ | 意味 | ニュアンス |
---|---|---|
tell a lie | 嘘をつく | 正直じゃない |
tell the truth | 本当のことを言う | 正直に伝える |
tell a story | 物語を話す | 絵本、雑談など |
tell someone off | 叱る/きつく言う | 怒り・注意の表現 |
tell the difference | 区別がつく | 違いを見分ける |
🔍 フレーズになっても、**「相手に伝える」**という本質は一貫してる。
🔸 5. “tell” は会話の心臓部
たとえば:
- Don’t tell anyone!
→ 誰にも言うなよ!(信頼) - I told you so.
→ ほら言ったでしょ(悔しさ or 勝ち誇り) - Tell me more.
→ 続きを教えて!(興味) - She told him she was sorry.
→ 謝罪の気持ちを伝える(心の共有)
💬 こういう言葉が「人間関係」をつくる。
tell は、気持ちを渡す英語でもあるんだ。
🔸 6. say との違い
比較 | say | tell |
---|---|---|
意味 | 言う | 伝える/教える |
相手の有無 | なくても成立 | 相手が必要 |
構文 | say + “…” / say + that | tell + 人 + 内容/to do |
フォーカス | 内容 | 相手と内容のセット |
✨ say = ことばが中心/tell = 人との関係が中心
✅ まとめ:tell を使いこなすとは、「相手を意識して話せる」こと。
- ✔️ 誰に言ってるのかを意識できる
- ✔️ 何をどう届けたいかを考える
- ✔️ だから tell は、ただの “言う” じゃない
🗣️ “話す”ではなく、“伝える”
それが tell
伝えようとする気持ちがあるか?
それが、英語では tell かどうかを分けるポイントになる
お知らせ一覧
コメント