feel = 感じる/心や体で受けとる → そこから“そう思う”につながる
- 思考というより「感覚・印象」から来る思い
- 「気がする」「〜のように思う」が日本語に近い
✅ 1. 体の感覚 → 心の感覚へ
- I feel cold.(寒く感じる)
→ 身体的な感覚 - I feel nervous.(緊張していると感じる)
→ 心の状態を表す - I feel something is wrong.(何かおかしい気がする)
→ 心の感覚 → 思い(=直感的に思う)
👉 この「何かおかしい気がする」は、頭では説明できないけど、“感じる”から「思う」へ移行してる!
✅ 2. 目に見えない空気や雰囲気を「思う」
- It feels like rain.
→ 雨が降りそうな気がする(空気が湿ってる、雲がある etc.) - It feels wrong.
→ なんだか間違ってる気がする(理由はないけど、感覚的にイヤ)
✅ 3. 他の人の気持ちを感じて「思う」
- I feel he’s upset.
→ 彼が怒ってるような気がする(表情・態度などから)
ここでも、頭で考えた結論ではなく、感覚で受け取った印象が「思い」になってるよね。
🔁 日本語との近さ:「気がする」「〜っぽい」「〜な感じ」
英語 | 日本語の自然な訳 |
---|---|
I feel tired. | 疲れてる感じがする |
I feel she’s hiding something. | 彼女、何か隠してる気がする |
It feels awkward. | なんか気まずい感じだね |
🔹 よく使われるパターンと例文
① I feel (that) + 文
👉 主観的な感覚・印象。「私はこう感じてる」=「私はそう思う」
- I feel (that) she’s not telling the truth.
→ 彼女は本当のことを言っていない気がする。 - I feel (that) this is the right thing to do.
→ これが正しいことのように思う。
📝 that は省略可能(会話では省くことが多い)
② feel like + 名詞/動名詞
👉 「〜したい気分だ」「〜のように感じる」
- I feel like crying.
→ 泣きたい気分だ。 - I feel like a fool.
→ バカみたいに感じる(=バカな気がする)。
③ It feels like + 文/名詞
👉 客観的な印象を語る時に便利。「〜のように感じる」「〜っぽい」
- It feels like summer today.
→ 今日は夏みたいな感じだ。 - It feels like something’s missing.
→ 何かが足りない気がする。
※ 主語が「It」になるのがポイント。「自分の気持ち」ではなく「状況や雰囲気」を語る。
🔸「think」「believe」「feel」の違い
動詞 | 意味の中心 | 特徴 |
---|---|---|
think | 論理・思考 | 一番一般的な「思う」 |
believe | 信じる・確信 | やや強めの「思う」 |
feel | 感じる・印象 | 感覚的な「思う」 |
🗣 会話でよく使うフレーズ集
- I feel you.(=わかるよ、気持ち)★共感!
- I feel the same way.(=私も同じように感じる)
- I feel bad about it.(=それについて悪い気がする)
- I feel lucky.(=運がいい気がする)
📌「feel」は自動詞?他動詞?
両方あります!
- 自動詞(補語が必要)
I feel happy.(私は幸せに感じる) - 他動詞(目的語が必要)
I feel the pain.(痛みを感じる)
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