「どっちが上？」をシンプルに伝える力
英語では「もっと○○」「いちばん○○」といった比較を、形容詞の形を変えることで表します。
これは英語学習でおなじみの「比較級」「最上級」というやつですね。
✍️ 解説文（比較級・最上級とは？）
英語では、「もっと大きい」「いちばん早い」など、物ごとを比べるときに、
形容詞を変化させて、その差を表現します。
たとえば…
- big（大きい）→ bigger（もっと大きい）
- fast（速い）→ fastest（いちばん速い）
このように、形容詞に “-er” や “-est” をつけたり、”more” や “most” を前に加えることで、
比較の意味を表すのが英語の特徴です。
このしくみを、英語学習ではそれぞれ：
- 「比較級」＝ 2つのものを比べて「どちらが上か」
- 「最上級」＝ 3つ以上の中で「いちばん○○」
と呼んでいます。
💡 一言でいうと：
英語の形容詞は、比べると“変身”する！
これが比較級・最上級の基本ルールなんだ。
○ 比較級（～er / more ～）
2つを比べるときに使う形。
- bigger（もっと大きい）
- smaller（もっと小さい）
- more beautiful（もっと美しい）
- more useful（もっと役に立つ）
▶︎ 単語が短い（1音節） → ～er をつける（big → bigger） ▶︎ 長い単語（2音節以上） → more ～ を前に置く（useful → more useful）
○ 最上級（～est / the most ～）
3つ以上を比べて「いちばん○○」と言いたいときに使います。
- the biggest（いちばん大きい）
- the most popular（いちばん人気がある）
- the tallest（いちばん背が高い）
▶︎ 形容詞が短い → ～est ▶︎ 長い単語 → the most ～
○ よく使う例文
☞ My car is faster than yours.
僕の車は君のより速いよ（比較級）
☞ This is the most important thing.
これは一番大事なことです（最上級）
☞ She’s taller than her sister.
彼女は妹より背が高いです
○ 比較構文で注意したいこと
- than（〜より）を忘れずに！
- the を付けるのは最上級だけ
- more / most を使う語は「形が変化しない単語」
たとえば：
- beautiful → more beautiful / the most beautiful
- interesting → more interesting / the most interesting
○ まとめ
比較と最上級は、形容詞の力をもっと引き出してくれる表現方法。
- 英語の文章を「比べる」ことで具体的に
- 「いちばん」を伝えるときに説得力がアップ
迷ったらこの一言：
This is the most useful expression.
覚えておこう！
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