🎯英語ネイティブが感じている「形容詞」の世界：パート6 感情を表す形容詞

「うれしい」「腹が立つ」「なんだかモヤモヤする」
日本語では自然に言えるのに、英語ではなんて言えばいいんだろう？

喜び、怒り、驚き、不安――
英語で感情を伝える形容詞は、日常会話にも、メールにも、SNSにも、大活躍します。

このレッスンでは、そんな**「気持ちを伝える英語のことば」**をやさしく、しっかり学びます。

あなたの英語に、“心”をのせてみませんか？

言葉に気持ちが乗れば、英語はもっと強くなる。

📢1. 基本の感情形容詞10選

形容詞	意味	よく使う場面の例
happy	嬉しい、幸せ	I’m happy to see you.
sad	悲しい	He looks sad today.
angry	怒っている	She was angry at me.
surprised	驚いている	I’m surprised to hear that.
excited	ワクワクしている	I’m so excited about the trip!
worried	心配している	I’m worried about her.
nervous	緊張している	I’m nervous before the test.
tired	疲れている	I’m tired after work.
bored	退屈している	I’m bored. Let’s do something fun.
scared	怖がっている	I’m scared of the dark.

📢2. 感情形容詞の使い分けポイント

● excited と happy の違い

excited：未来に対してワクワク（前向きな期待）
happy：今この瞬間に感じている幸せ

I’m happy I passed the test.
I’m excited about the results tomorrow.

● scared と worried の違い

scared：怖い対象が目の前にある（感覚的）
worried：まだ起きてないことを心配する（思考的）

I’m scared of dogs.
I’m worried he might be late.

📢3. 感情形容詞を使った会話フレーズ

I’m so happy for you!（ほんとによかったね！）
You look tired. Are you okay?（疲れてるように見えるけど大丈夫？）
Don’t be scared. I’m here.（怖がらないで。僕がいるよ）
I’m getting nervous…（だんだん緊張してきた…）

この形でPDFにもできるようにまとめていくけど、
もうちょっと入れたい形容詞とか、ジャンルの分け方があれば教えて！

次に「人柄・性格編」にいく？それともこの感情編をさらにふくらませる？

✨【感情を表す形容詞】単語ごとの詳しい解説

✅1. happy

意味：

「幸せな」「嬉しい」など、ポジティブな気持ち全般を表す基本形容詞。

使い方：

人の今の気持ちや、状況に対する喜びに使う。

例文：

I’m happy to see you again.（また会えて嬉しいよ。）
She looks really happy today.（彼女、今日はすごく幸せそうだね。）

ポイント：

「幸せ」と「嬉しい」の両方の意味で使えるから超便利。
“I’m happy to ～” で「～できて嬉しい」という定番表現になる！

✅2. sad

意味：

「悲しい」「残念な」「しょんぼりした」

使い方：

人の感情的な落ち込みや、出来事に対する残念さに使う。

例文：

I’m sad that you’re leaving.（君が行っちゃうなんて悲しいよ。）
He looked really sad after the meeting.（ミーティングのあと、彼はすごく悲しそうだった。）

ポイント：

“It’s a sad story.”（悲しい話だ）など、状況にも使える
顔や雰囲気が「悲しそう」に見える時は “He looks sad.” を使う。

✅3. angry

意味：

「怒っている」「腹を立てている」

使い方：

誰かや何かに対して怒っている時に使う。
at / with / about を後ろにつけて、怒りの対象を示す。

例文：

She’s angry with her boss.（彼女は上司に怒ってる。）
I was angry about the decision.（その決定には腹が立った。）

ポイント：

“angry with 人” / “angry at 人” → 人に対して怒ってる
“angry about 事” → 物事に対して怒ってる

ひとまずここまでどうかな？
次は surprised / excited / worried あたりを続けていい？
もう少しまとめて見たい時はPDF風にもできるよ。どうする？

✅4. surprised

意味：

「驚いた」「びっくりした」

使い方：

予想してなかったことに対して一時的にびっくりしている状態を表す。

例文：

I was really surprised by the news.（そのニュースには本当に驚いたよ。）
She looked surprised when I told her.（彼女に言ったとき、驚いてたよ。）

ポイント：

“surprised by ～” や “surprised at ～” をよく使う。
よく混乱するけど、「surprising」は物や状況が驚かせる側！

× I was surprising.
○ I was surprised.

✅5. excited

意味：

「ワクワクしている」「興奮している（嬉しい方で）」

使い方：

何か楽しいこと・嬉しいことがもうすぐ起きるときの期待感。
「今からディズニー！」「好きな人とデート！」みたいな時にピッタリ。

例文：

I’m so excited about the trip!（旅行がすっごく楽しみ！）
She’s excited to meet her favorite singer.（好きな歌手に会えるのを楽しみにしてる。）

ポイント：

“excited about ～” = ～についてワクワクしてる
“excited to do” = ～するのが楽しみ

✅6. worried

意味：

「心配している」「気がかりな」

使い方：

何か悪いことが起きそうな気がする時に使う。
「うまくいくかな…」「あの子、大丈夫かな」みたいな時。

例文：

I’m worried about the test.（テストのことが心配だよ。）
He looks worried.（彼、なんだか不安そうだね。）

ポイント：

“worried about ～” で「～を心配している」
“worried” は顔や様子にもよく使う！

✅7. nervous

意味：

「緊張している」「不安な」「そわそわする」

使い方：

発表や試験など、プレッシャーがある場面での緊張感に使う。
怖いというより「落ち着かない」感じ。

例文：

I’m nervous about the interview.（面接が不安で緊張してる。）
She always gets nervous before a speech.（スピーチの前はいつも緊張するんだ。）

ポイント：

“worried” は心配、
　“nervous” は緊張やプレッシャーのドキドキ感

✅8. tired

意味：

「疲れている」「ヘトヘト」「ぐったり」

使い方：

体力・気力がなくなったときに使う定番形容詞。
英会話で超よく使う！

例文：

I’m really tired after work.（仕事のあとでクタクタだよ。）
You look tired. Get some rest.（疲れてるみたい。休んでね。）

ポイント：

“I’m tired of ～”で「～にうんざりしてる」という意味もある！

I’m tired of this job.（この仕事にもううんざり。）

✅9. bored

意味：

「退屈している」「ヒマ」「つまらない」

使い方：

何もすることがなくて、つまらないと感じている状態

例文：

I’m bored. Let’s go out!（ヒマだな〜。どっか行こうよ！）
He looked really bored during the meeting.（会議中、彼はめっちゃ退屈そうだった。）

ポイント：

bored は人の気持ち、
　boring は「つまらない物や人」

× This movie is bored.
○ This movie is boring.

✅10. scared

意味：

「怖い」「おびえている」

使い方：

怖いもの（犬、暗闇、音など）が目の前にあるときの恐怖感
一時的にビビってる感じ。

例文：

I’m scared of spiders.（クモが怖いんだ。）
She was scared when she heard the noise.（その音を聞いて彼女は怖がってた。）

ポイント：

“scared of ～” = ～が怖い
一時的な恐怖には scared、
　ずっと怖い・苦手には afraid も使えるよ。

✨【まとめ】感情を表す形容詞10選

形容詞	意味	特徴・よく使う表現
happy	嬉しい／幸せ	“I’m happy to ～.” は定番の喜び表現
sad	悲しい	“I’m sad that ～.” の形で感情表現
angry	怒っている	“angry at 人”／“about 事”で使い分け
surprised	驚いている	“by” or “at” を後ろに。受け身の驚き
excited	ワクワクしている	“excited about” や “excited to do”
worried	心配している	“worried about” が鉄板フレーズ
nervous	緊張している	緊張・プレッシャーに対するドキドキ
tired	疲れている	“I’m tired of ～”で「うんざり」も可
bored	退屈している	“I’m bored.” → boringとの違いに注意
scared	怖がっている	“scared of” ～が怖い時の定番表現

🚩感情形容詞の使い分けワンポイント】

happy vs excited：
　今の喜び vs これから起こることへの期待
worried vs nervous：
　漠然とした心配 vs 緊張するドキドキ感
bored vs boring / surprised vs surprising：
　bored / surprised＝人の感情
　boring / surprising＝物や状況の性質

【感情を表す形容詞】第2章：-ed と -ing の使い分け

🚩■ 感情形容詞の2つの形

英語の感情形容詞には、2種類の形があるねん。

形	表す内容	主語の例
-ed 形（過去分詞）	人の感じた感情	I’m surprised.（私は驚いた）
-ing 形（現在分詞）	物や人が引き起こす感情	That news is surprising.（そのニュースは驚きだ）

🚩■ 感情の向きのイメージ：

-ed：受け身。感情を受けてる人（＝感じた人）
-ing：能動。感情を引き起こすモノ（＝感じさせるモノ）

🚩■ よく使われる形容詞セット（比較つき）

-ed（人の感情）	-ing（物・状況）	使い方の例文
bored	boring	I’m bored. This class is boring.
interested	interesting	She’s interested in art. The movie is interesting.
surprised	surprising	We were surprised. The result was surprising.
excited	exciting	I’m excited about tomorrow. It’s an exciting day!
worried	—	I’m worried about him.（※-ing形は基本なし）
scared	—	She’s scared of snakes.（※同上）

🚩■ よくあるミスと正しい文：

×間違い例	○正しい例	理由
I’m boring.	I’m bored.	自分が退屈してる状態（受け手）
This book is interested.	This book is interesting.	本は興味を引き起こす側（原因）
I’m exciting.	I’m excited.	自分がワクワクしてる状態
That news is surprised.	That news is surprising.	ニュースが驚かせるものだから

■ 前置詞とセットで覚える形

形容詞（-ed形）	前置詞	意味
interested	in	～に興味がある
surprised	by / at	～に驚いている
worried	about	～を心配している
tired	of	～にうんざりしている
scared	of	～が怖い
excited	about	～を楽しみにしている