🎯1.はじめに
英語を学ぶとき、「think」は真っ先に覚える動詞のひとつ。
でも、日本語の「考える」だけでは本当の使い方はつかめません。
実際の英会話では、
「思う」「たぶんそうかな」「軽く感じる」
そんなやわらかいニュアンスでめちゃくちゃ使われています!
今回は、
【基本】+【リアルな感覚】をぜんぶ押さえた、完全版で解説していきます!
🎯2.基本の意味とよくある組み合わせ
【think】にはいくつか代表的なパターンがあります。
まずは、ここを押さえよう!
💡2-1. think of ~
- 「思い浮かべる」「頭にパッと浮かぶ」感覚。
✅ 例文
- When I think of my hometown, I feel nostalgic.
(故郷のことを思うと懐かしい気持ちになる。)
✅ ポイント
think ofは、ふと「頭に浮かんだ」イメージです。
💡2-2. think about ~
- 「じっくり考える」「思い巡らす」感覚。
✅ 例文
- I’m thinking about changing my job.
(転職を考えているところです。)
✅ ポイント
think aboutは、もっと「じっくり考える」ニュアンス!
悩んだり、検討したりするときに使います。
💡2-3. think to ~
- あまり使わないパターン!
✅ 例文(珍しい形)
- He thought to himself, “I have to do better.”
(彼は心の中で「もっと頑張らないと」と思った。)
✅ ポイント
基本的に、日常会話で「think to」は単独ではほぼ使いません。
【think to oneself(自分の中で思う)】みたいなセットで出るだけです。
👉 つまり、think + to ~ は無理に覚えなくてOK!
🎯3.thinkはあまり進行形にしない!
これも超大事!
英語では、
thinkはあまり進行形(be thinking)にしません。
なぜなら、
【think】は「心の中にある状態」だから。
わざわざ「今、思ってる最中だよ!」とは普通言わないんです。
✅ 進行形にしない例
- I think it’s a good idea.
(いい考えだと思う。)
✅ 進行形OKな例(限定的) でも、じっくり考え込んでいるときは進行形を使うこともあります。
- I’m thinking about quitting my job.
(転職を真剣に考えているところだ。)
👉 ポイント
- 単なる意見 → 現在形(I think)
- 熟考・検討 → 進行形(I’m thinking)
この使い分けをしっかり押さえよう!
🎯4.日常会話・ドラマでのリアルな使い方
【think】は日常会話やドラマで、
めっちゃくちゃよく使われます。
しかも、
「考えている」というより、
「たぶんそうだと思う」「そんな感じ」というふわっとした使い方が多い!
✅ 例文
- I think he’s right.
(彼が正しいと思うよ。) - I think it’ll work out somehow.
(なんとかなると思うよ。)
ここでは、
絶対的な断言じゃなくて、
「まぁそうだと思う」という柔らかい言い方です!
🎯5.guess・wonderとの違い
【think】、【guess】、【wonder】。
この3つ、全部「思う系」だけど――
英語ネイティブにとってはぜんぜん違うニュアンスを持ってる!
ここを押さえないと、
日本語訳だけでは絶対にわからない
【リアルな感情の違い】を取りこぼしてしまう。
ひとつずつ、じっくりいこう!
✅【think】=わりと確信して「思う」
■ ニュアンス
ある程度、自分の中に「根拠」や「理由」がある。
感覚的じゃなくて、ちゃんと考えた上で「たぶん正しい」と思っている。
■ 例文
- I think it’s okay.
(大丈夫だと思うよ。) - I think he’s telling the truth.
(彼は本当のことを言ってると思う。)
👉■ ポイントまとめ
- 【think】は、理屈ベースの「思う」
- わりと自信がある時に使う!
✅【guess】=当てずっぽうに「たぶんね」
■ ニュアンス
深く考えたわけじゃない。
直感とかフィーリングで「たぶん」と思っている。
断定を避けたいとき、控えめに言いたいときによく使う。
■ 例文
- I guess you’re right.
(たぶん君が正しいんだろうね。) - I guess it will rain tomorrow.
(たぶん明日は雨が降ると思う。)
👉■ ポイントまとめ
- 【guess】は、勘に近い「思う」
- 言い切らず、ちょっと弱めに言いたい時に使う!
✅【wonder】=「どうなのかな?」という好奇心・疑問
■ ニュアンス
自分の中に答えはない。
純粋に「どうなってるんだろう?」と疑問に思っている。
【答えを求める気持ち】が中心にある。
■ 例文
- I wonder if it’s true.
(それって本当かな?) - I wonder what he’s doing now.
(彼、今何してるんだろう。)
👉■ ポイントまとめ
- 【wonder】は、疑問・好奇心の「思う」
- まだわからないことを、不思議に思っている時に使う!
🌟3つの感情の「温度差」をまとめるとこう!
単語 | 基本イメージ | 感情の温度 | よく使う場面 |
---|---|---|---|
think | 理屈で思う(わりと確信あり) | ふつう〜やや高め | 意見・考えを言うとき |
guess | 直感で思う(控えめ・弱め) | 低め〜中くらい | 適当に推測する時、やんわり言いたい時 |
wonder | 答えを知らない(疑問・好奇心) | 低め〜探り探り | 知らないことについて考える時 |
🌟日常の感覚で例えると……
- 【think】=「うん、まぁ間違いないと思うよ。」(わりと自信あり)
- 【guess】=「うーん、たぶんそうじゃない?」(半信半疑)
- 【wonder】=「どうなってるんやろ?」(そもそも知らない)
まとめ
✅ 【think】=考えたうえで思う(わりと確信あり)
✅ 【guess】=感覚でたぶん、かな?(弱め推測)
✅ 【wonder】=どうなんだろう?(疑問・好奇心)
🎯6.覚えておきたい【think】の代表表
英語表現 | 意味 |
---|---|
I think so. | そう思うよ。 |
I don’t think so. | そうは思わないな。 |
What do you think? | あなたはどう思う? |
I think it’s possible. | 可能だと思うよ。 |
I was thinking about you. | 君のことを考えてたよ。 |
これ、全部セットで覚えたら超使える!
🎯7.まとめ
✅ think of = 思い浮かべる
✅ think about = じっくり考える
✅ think to ~ = ほぼ使わない(think to oneselfはOK)
✅ thinkは基本進行形にしない(熟考は進行形OK)
✅ thinkは「考える」だけじゃない。「思う」「たぶんそう」みたいな軽い感覚が大事!
🌟ここまで読んでくれたら、
【think】の本当の顔がきっと見えてきたはず!
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