多くの日本人は、学校でこう教わりました:
「英語は後ろから訳すものだ」
でも、ネイティブがそんなふうに英語を理解していると思いますか?
実はネイティブは、英語を 前から順に、語順どおりに 理解しています。
「文の最後まで聞かないと意味が分からない」なんてことはありません。
✅ ネイティブの脳はどう動いてる?
例えばこの文:
I met a girl who lives in Tokyo.
ネイティブはこう処理します:
- I met…(私は会った)
- a girl…(ある女の子に)
- who lives in Tokyo(東京に住んでる子なんだ!)
語順どおり、情報が前からどんどん頭に入っていく感覚です。
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🔍 ポイント
ネイティブは「最後まで聞かないと分からない」なんて思っていません!
**“前から理解する力”**こそが自然な英語理解なんです。
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✅ 日本語も、実は「前から理解してる」
「私は昨日、友達と映画を見に行きました。」
これを聞いた日本人は、
「昨日」「友達と」「映画を」「見に行った」…と、
順番に情報を受け取りながら理解しています。
つまり日本語も、「後ろから訳して」いるわけじゃないんです。
✅ 「後ろから訳す」は、訳すためのテクニック
「後ろから訳す」は、英語を日本語に訳す時に便利な手法。
でも、それは “理解の順番”ではありません。
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📌 キーポイント
英語を話せるようになるためには、英語の語順のまま理解する力が必須!
「訳す」と「理解する」は別のものです。
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🔰 語順どおりに理解する練習法
1. 短い英文を「1語ずつ意味を取る」練習
She is my friend.
→ She(彼女は) / is(〜である) / my friend(私の友達)
2. 英語を日本語に訳さず「情景で理解」する
He is sitting on the bench.
→ 「ベンチに座ってる様子」が頭に浮かべばOK!
3. リスニングでは「語順を追いながら意味を取る
聞いた瞬間に、前から理解していくクセをつけましょう。
🧩 チャンク(意味のかたまり)で理解しよう
語順どおりに理解するために、カギになるのが チャンク(chunk)=意味のかたまり です。
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🧠 チャンクとは?
単語の集まりではなく、意味を持った「かたまり」。
そのままの語順で「意味単位」で理解するのが英語のコツ!
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例えば:
I want to / go to / the park / with you.
このように「意味のかたまり」で捉えることで、
- スッと意味が入る
- 聞き取りやすくなる
- 自然に口から出てくるようになる
➡︎ 単語を1つずつ訳すのではなく、「チャンクごとに理解する習慣」が、英語脳を育てる近道です!
🔄 チャンクでの練習方法
- 英文をスラッシュで分けて練習(音読もおすすめ)
- チャンク単位で意味をとって、イメージでつかむ
- 自分でチャンクを意識して英文を作ってみる
💬 まとめ:語順+チャンクで、英語の世界が変わる!
- ✅ ネイティブは「前から順に」理解している
- ✅ 日本語も「後ろから訳して」いるわけではない
- ✅ 「訳す」ことと「理解する」ことは別!
- ✅ チャンクで捉えると、英語がぐんと分かりやすくなる!
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✅ 次回予告
英語語順 × ネイティブの発想の違いを探る!
なぜ「I like you」が「私はあなたが好き」になるの?その秘密に迫ります。
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📝 英語の語順で理解できるようになったとき、あなたの英語力は、まるでネイティブのように伸びていきますよ!
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