🔶間違ってもいい。伝わればそれでいい。
🧠 日本人は、外国人を見ると緊張しますよね。
私も同じで、外国人を見ただけでドキッとしてしまいます。
「声かけられたらどうしよう」
「英語で聞かれても、わからないし…」
「I don’t know? I can’t speak English?」
「緊張して声が出ないかも…」
💬 日本人だから英語が話せなくて当たり前。
でも、それを“当たり前”と思えないのが日本人なんですよね。
そこで今回は、実際に英語で緊張した・間違えた人たちの体験談を紹介します。
彼らがどう対処したかも合わせてお届けします!
🟦皐月さん(仮名・大学生)
卒業旅行でロンドンを訪れたときのこと。
友達と観光を終えて、夕方のカフェでひと休みしていた皐月さん。
カウンターで注文を待っていると、店員さんがにっこりと笑ってこう話しかけてきました。
“How’s your day?”
聞かれたことは何となく分かった。でも、英語で返さなきゃと思った瞬間、焦ってしまい、
口から飛び出したのはこんな言葉でした。
❌ “I’m boring.”
店員さんは一瞬、目を丸くしたあと、少しだけ苦笑い。
「あれ?おかしかったかな…」と感じながらも、その場では何が変だったのか分からず、
席に戻ってから気になってスマホで検索してみました。
「I’m boring 意味」——
そこで初めて、「私はつまらない人間です」という意味だったと知って、顔が真っ赤に。
言いたかったのは、ただ「退屈してる」ってことだったのに…。
🔧【対処法】
それ以来、皐月さんは心に決めたそうです。
**「感情を表す形容詞は、受け身の形になる」**ってことをしっかり覚えておこう、と。
そしてもう一つ。言いたいことがうまく言えなかったとき、慌てるよりも落ち着いてこう言うことにしています。
🟤 “I’m not sure how to say it, but…”
(どう言えばいいか分からないけど…)
このフレーズが言えるだけで、心がすーっと落ち着いて、相手もちゃんと待ってくれる。
それからは、「完璧に言わなきゃ」と思わなくなって、英語を話すのがちょっと楽になったそうです。
「間違えて恥ずかしかったけど、それがなかったら、たぶん今でも怖くて話せてなかったと思う」
と、皐月さんは笑いながら話してくれました。
🟦ケンタさん(仮名・社会人2年目)
カナダでのホームステイ中。
朝の片付けをしながらホストマザーと話していたとき、
何気ない会話の中で、ケンタさんはこう言いました。
❌ “I throw away myself every morning.”
一瞬の静けさのあと、ホストマザーが吹き出しました。
“You throw yourself away!? Don’t do that!”
😳 自分を捨てる!?そんなつもりじゃなかったのに…!
🗑️ 言いたかったのは「毎朝ゴミ出ししてます」だったのに、
“myself” を入れてしまったことで、意味がまったく違う方向に。
ケンタさんは、その場で笑われたことよりも、
「まさかそんな意味になるとは…」という衝撃のほうが大きかったそうです。
✔ 対処法:
この失敗で学んだのは、“目的語”の大切さ。
✅ “I throw away the trash.”
✅ “I take out the garbage.”
そして、言い間違えたときのために、こんなフレーズを覚えたそうです。
🟤 “Sorry, I meant to say… the trash.”
(ごめん、ゴミのことを言いたかったんだ)
🙆♂️ 今では、ちょっと笑えるこの体験が、
英語を「怖いもの」から「親しみのあるもの」に変えてくれたそうです。
🟦直子さん(仮名・主婦)
海外旅行で空港のチェックインカウンターに並んでいたときのこと。
直子さんはちょっとした質問をしようと思って、こう声をかけました。
❌ “I have a question. Can you answer it?”
👀 相手は笑顔で対応してくれたけれど、
どこか少し戸惑ったような、そんな空気が流れました。
帰国後に調べてみると、もっと自然な言い方があることに気づいたそうです。
✔ 対処法:
直子さんが見つけた“ネイティブがよく使う表現”はこちら:
✅ “Can I ask you something?”
✅ “Do you mind if I ask you a question?”
📝「正しい英語=自然な英語」ではないんだ、という気づきがあったそうです。
それ以来、文法よりも「通じる・伝わる」ことを大切にするようになったとのこと。
🟦良太さん(仮名・67歳)
定年後、英会話を趣味として始めた良太さん。
ある日、オンラインレッスンで「最近、調子がいいんですよ」と言いたくてこう言いました。
❌ “I’m in a good condition.”
👨🏫 先生が少し首をかしげて、
“Hmm… do you mean you’re feeling good?”
と聞き返してくれたことで、違和感に気づいたそうです。
✔ 対処法:
「in good condition」は、車や機械に使う表現。
体調のことを言いたいときは、こう言い直しました。
✅ “I’m feeling good these days.”
🎧 それ以来、良太さんは海外ドラマやYouTubeを見て、
ネイティブが実際にどう言うかを観察するようになったそうです。
🟦陽子さん(仮名・主婦)
ある日の夕方、買い物帰りに外国人観光客から声をかけられました。
“Excuse me, how can I get to the train station?”
「あ、駅のことか」と思ったのに、
いきなりの英語に頭が真っ白に。
口を開いても、なかなか言葉が出てきません。
やっとのことで出てきたのが…
❌ “Umm… ah… sorry, I don’t… I can’t speak English…”
✔ 対処法:
陽子さんはその後、「使えるフレーズ」をノートに書いて、少しずつ覚えていきました。
✅ “Go straight and turn right at the next corner.”
✅ “It takes about 5 minutes from here.”
✅ “You can ask at the convenience store.”
そして、緊張して言葉が出ないときのために、
いつでも使える“魔法の一言”も大事にしているそうです。
🟤 “I’m not sure how to say it, but…”
(どう言えばいいか分からないけど…)
📌 それだけでも、相手が「聞こうとしてくれてる」と感じてくれて、助けようとしてくれる。
完璧じゃなくても、気持ちは伝わるんですね。
🟦大輔さん(仮名・会社員)
昼休みにコンビニへ向かう途中、外国人のカップルに呼び止められました。
“Excuse me, where is the post office?”
とっさに「たしかあっちだったはず」と思って、こう答えました。
❌ “Go straight and turn left at the light.”
でも、しばらくしてからハッとしました。
「あれ…右だったかも。」
振り返ったときには、もうカップルの姿は見えなくなっていました。
✔ 対処法:
この経験から、大輔さんはこう思うようになったそうです。
🟡「わからないときは、わからないって言っていい」
無理に教えるよりも、こんなふうに丁寧に言えば誠実さが伝わる、と。
✅ “I’m not sure, but I think it’s that way.”
✅ “I’m sorry, I don’t know exactly.”
✅ “Can you show me on the map?”
🙏 「完璧に案内しなくても、親切さは伝わる」。
そう思えるようになったことで、英語へのハードルもぐっと下がったそうです。
みなさん、いろんな体験をしていますね。
**「あるある」**で共感できることも多いと思います。
外国の人って、大抵こういう「わからない」場面では、
わからないとはっきり丁寧に伝えることが礼儀みたいですよ。
曖昧にせず、言葉が出てこないときは、
身振り手振りでジェスチャーしながら伝えるのもアリなんだそうです。
そう、恥ずかしがらずに、はっきり答えることが大事なんですね。
言葉で伝えられないときは、
時間があれば一緒に連れて行ってあげるのも、ひとつの方法かもしれません。
まずは、**「伝えよう」「話そう」**という姿勢が大切なようです。
こで、困ったときの神フレーズをご紹介します👇
英語フレーズ | 日本語の意味 |
---|---|
I’m not sure how to say it, but… | どう言えばいいか分からないけど… |
Sorry, I meant to say… | ごめんなさい、〜って言いたかったんです |
Can you show me on the map? | 地図で教えてくれますか? |
Go straight and turn right at the next corner. | まっすぐ行って、次の角を右です |
It takes about 5 minutes from here. | ここからだいたい5分くらいです |
I’m not sure, but I think it’s that way. | よく分かりませんが、たぶんあっちです |
I’m sorry, I don’t know exactly. | すみません、正確には分かりません |
You can ask someone at the store. | お店の人に聞いてみるといいですよ |
→「間違ってもいい」と感じたあなたへ。外国人のリアルな声を聞いて、もっと安心できる記事です。
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